お知らせ

2014/05/07 プレスリリース

あなぶきパワー&リース株式会社 MEMSアグリゲータ採択について

当社子会社のあなぶきパワー&リース株式会社(高松市/代表 柴田 登)が、経済産業省が本年2月に公募したMEMSアグリゲータとしてSII※(一般財団法人 環境共創イニシアチブ)に採択されました。
※SII…「平成24年度スマートマンション導入加速化推進事業補助金」の執行団体

◆MEMS(Mansion Energy Management System)について
マンションの建物内で使用する電力消費量等を計測蓄積し、導入拠点や遠隔での「見える化」を図り、空調・照明設備等の接続機器の制御やデマンドピークを抑制・制御を目的とした事業です。 MEMSアグリゲータは、本事業においてクラウド等により自ら集中管理システムを設置し、マンションにおけるエネルギー利用情報管理者として、支援サービスを提供します

◆MEMSアグリゲータとして提供するサービス内容
(1)電力の「見える化」
従来の「高圧一括受電」での電気量料金の下げ幅(約5%)に加え、「見える化」によって節電意識が高まり、電力使用料(総量)で約10%程度の削減を見込んでおります。
利用者は、スマートフォンやタブレット端末にて住居におけるエネルギーの利用状況を確認することができ、過去の履歴などを閲覧することが可能になります。
また、住戸ごとにネットワークでつながることにより、将来的には端末を通じた利用者向けサービスも拡張していく予定です。(高齢者見守りサービス、地域・災害時の情報配信など) (2)エネスマタイム
 あなぶきパワー&リースの提供するMEMSを採用したスマートマンションでは、通常の割引とは別に時間帯別料金電力プラン(エネスマタイム)を選択することができます。各家庭の生活スタイルに合わせて、電力需要のピーク時に無理なく節電にご協力いただくことで、電気料金がおトクなる料金プランを選択いただくことができます。

◆スマートマンション化を促進
あなぶきパワー&リース株式会社では現在、当社アルファマンションへ向けた高圧一括受電設備の導入など電力サポート事業を主力として展開しております。同社ではスマートメーター情報の自動検針システムを構築しており、新築マンションのみならず、今後は機器設置の面から採用が困難とされてきた既存マンションについてのMEMS導入も積極的に展開する予定です。
あなぶきグループ全体としましても同社を中心としたMEMS事業を加速し、スマートマンションの普及に貢献してまいります。