初めて訪れた土地なのに、どこか懐かしい。
旅先でそんな感覚を覚えたことはないでしょうか。
これまであなぶき興産は、不動産開発をはじめとする事業を通して、地域の課題にさまざまな角度から取り組んできました。地域コミュティの活性化、高齢者の生活支援、商業施設の再生など、こうした地域に横たわる課題は、決して日本固有のものではありません。
国として文化や言語はちがっていても、地域単位で見ると通じるところがあります。これまで「全国一律」ではなく、それぞれの「地域」をしっかりと見つめ、実直に取り組んできたあなぶき興産だからこそ、「海外の地域」に対してもできることがあるのではないかと考えています。
「日本ではこうだったから」ではなく、その地域を見つめたうえで、これまでの経験を生かしていく。
そんな私たちの海外事業への取り組みをご紹介します。
インドネシア戸建て開発プロジェクト 「バイクの次はマイホーム」現地のニーズに応える住宅を。
インドネシアの首都ジャカルタ郊外にて、シンプルで手頃な価格のファミリー向け戸建て住宅を開発販売するプロジェクトです。2019年11月より戸建て52戸・店舗1戸を第1期として販売をスタートしました。
インドネシアでは、経済成長を背景に「バイクの次はマイホーム」と考える中間所得層が増え、土地付き戸建て住宅のニーズが高まっています。こうした住宅不足の状況を鑑み、現地パートナーとともに事業を発足。当社の不動産事業経験を活かすとともに、インドネシアでの事業ノウハウを蓄積しています。
立地:ジャティアシ(首都ジャカルタ郊外)
販売時期:2019年11月~
戸数(第1期):53戸(戸建52戸・店舗1戸)
あなぶきだから、できること
インドネシアの文化や歴史、風習、宗教等は、多くの場合、日本のそれとは異なります。たとえ自分たちが良いと思っていても、日本のやり方を押し付けるのではなく、その国・地域を充分に理解して導入できるものを考え、供給していくというのは、あなぶき興産だからできることだと自負しています。
ベトナム アリアダナンプロジェクト ビーチリゾートにコンドテルやエンターテインメントエリアを開発。
ベトナム中南部に位置し、世界でも有数の美しさを誇ると言われるダナンにおいて開発を行うプロジェクトです。総面積7haの土地にコンドテル、ホテル、戸建て住宅を建設したほか、エンターテインメントエリアや庭園の併設も予定しています。(※事業主:HANOI NON NUOC INVESTMENT TOURIST JOINT STOCK COMPANY)
ベトナムは、ASEAN諸国のなかでも高い経済成長率を維持し、今後さらなる発展が見込まれる国です。また、すでに進出していたあなぶきグループのマンション管理会社「ANABUKI NL VIETNAM」とのシナジー創出も目的として、ベトナムに進出。本プロジェクトを通して、ASEAN諸国における不動産情報の収集、現地事業環境のリサーチ、事業推進のノウハウ蓄積を進めています。
立地:ダナン(ベトナム中南部のビーチリゾート)
総面積:約7ha
コンドテル、ホテル、戸建、エンターテインメント、庭園などを建設予定
プロジェクト建設現場
あなぶきだから、できること
大都市中心部ではなく地方都市での事業展開を選択することで、その地域ならではの特性や嗜好性を学び取ったうえでさらなる事業検討につなげやすくなります。こうしたアプローチは、地域密着型ビジネスに取り組んできたあなぶき興産の強みです。現地優良パートナーとのアライアンスを構築し、ベトナムの地域社会の文化と歴史を創造する未来を見据えていきます。
タイ 戸建て開発プロジェクト 地域の人々の暮らしを見つめ、ニーズを捉えた開発へ。
タイの不動産デベロッパー・タナシリグループとの合弁会社として設立した「Anabuki Thanasiri Co.Ltd.(アナブキタナシリ)」による最初のプロジェクトです。バンコク近郊のノンタブリー地区において、総戸数88戸の戸建て住宅を開発する予定です。
ASEANの政治経済の主要都市として安定した発展を続けるこの国で、あなぶき興産と同様、地域に根付き、顧客ターゲットに応じた商品戦略を進めるタナシリグループとともに、戸建て開発プロジェクトに取り組んでいきます。
立地:ノンタブリー(首都バンコク郊外)
戸数:88戸
看板広告
プロジェクト建設現場
現地不動産デベロッパーとの合弁会社
「Anabuki Thanasiri Co.Ltd.(アナブキタナシリ)」を設立
施工風景
あなぶきだから、できること
今回開発するノンタブリー地区の戸建てエリアは、タイらしい豊かな水とすがすがしい緑に囲まれた広大な王立公園そばにあります。王立公園とその周辺では、多くの人がジョギングを楽しみ、休日には小さなお子様連れのファミリーが多数訪れます。タイ国内では健康志向や余暇活動へのニーズが高まりつつありますが、ノンタブリー地区に住まう方々も例外ではないようです。整備された環境のなか、地域の人々がどのように過ごしているのか、また音や通行量といった日常風景の変化も含めて現地で直接確認することで、地域の方々のニーズに応える提案を行っていきます。